オランダの大学教授が昆虫食を推奨

食糧問題はこれから数十年にかけての大きな問題です。
特にタンパク源に関しては、現在牛や豚などの肉を生産する為に、多くの穀物を使用しているのが問題になっています。

それに関しての一つの答えとしてオランダの大学教授が虫を食べることを推奨しているそうです。

オランダのワーヘニンゲン大学のArnold van Huis教授は、食生活の改善や健康増進などに繋がるとして虫を食べる事を推奨しているそう。
ちょっと食生活の改善とか健康増進はあくまで昆虫食を広げる為の、とってつけた理由に見えますが、まあ間違いではないでしょう。

ただどうしても見た目の問題で虫を食べるってのは抵抗がある人が多いと思います。
日本はまだイナゴの佃煮とか昆虫を食べる食文化があるほうですけど、それでもほとんどの人は虫を食べた経験がない方が多いでしょうし。
ネットなんかでも昆虫食を進めるものがあって、けっこういろんな虫に挑戦してたりするサイトがあって、以前見たことがありますが、なかなか見た目にインパクトがあったりします。


Huis教授は昆虫食を広める為に虫料理のレシピ本を出す計画もしているそうで、食用として飼育された虫の料理法のレッスンなんかも開催しています。
レシピの開発では料理学校と提携をしたりもしてます。

Huis教授によれば肉の消費量は2050年までに倍増するのに、家畜の飼料用の農地食もうこれ以上拡大する余地はないらしく、当然なんらかのほかのものでたんぱく質を補わないといけないでしょうね。
よくテレビの番組なんかでイモムシを食べたタレントが、クリーミーで濃厚で美味いって言ってたりしますし、けっこうたんぱく質としてはおいしいんだと思います。
ただ目の前にしてイモムシを食べられるかと言うと自信はありませんね。